よろこびメール
- 「うれしいお知らせありがとうございます。」
- 「誕生以来の最良の日、ハッピエストデイ happiest day です。パソコンの文字も踊っています。」
『桑原政則のウェブ表現論』内の「メールの技法」です。
ことわりや不賛成のメールは、早めにはっきりと返信します。
すぐ、ことわります。
ぐすぐずしません。
キモは「スグ」です。
本文中に「返信不要」のひとことがあれば、忙時には助かります。なんと気のきいた人なんだろうと評価されます。
初めてのメールにはその旨ひとこと添えると、「わかってるな」とおもってくれます。件名にも「初メール:ごあいさつ」とでも記します。
お願いメールには、相手にことわってもかまわないことをつけくわえると親切です。
書き出しは、ふだんのことばではじめます。「こんにちは」や「こんばんは」は、送信時間帯がわかって便利です。
「謹啓、ますますご清勝の御事と、お慶び申し上げます」といった手紙文は敬遠されます。
イーメールは効率一番、言文一緒体(話し言葉がメール文)を旨とするからです。
メールの内容に対しての返事はあとでも、届いたことだけを返事しておくと、相手は安心します。これをおこなう人が意外に少ないです。
1つのメールに用件は1つにします。用件が1つなら表題も1つですみます。
「21日の会場について」のメールに 「住所変更のお願い」などが書かれていたら、受け取った方はあとで探すのに手間ひまがかかります。
別の用件は別のメールで送ります。なぜか。郵便と違って、切手代はかからないからです。